保育士の求人で気がついた、求人検索エンジンの落とし穴

2020年05月28日

みなさんこんにちは、ピースパック松本です。コロナ禍もようやく出口への光が見え始めたところでしょうか。これからまずは原状復帰のスピードが早まる状況なのか、ダイナミックな職種転換の動きが始まるのか、注視しなければならない状況だと思います。さて、いままでIndeedを中心としたページアクセスの話ばかり書いてきて、さすがにマニアックすぎと思ったので、今日は可愛らしく幼稚園・保育園の話です。

保育園求人

ぼくにもまだまだ小さい子供が二人いて、つい最近まで幼稚園に通わせていたのですが、思ったことは先生たちは本当に偉大だ、ということです。子供たちの生活の面倒・学びのフォローはもちろん、連絡帳ではイラストまじりで楽しく日々の出来事を報告していただいたり、お遊戯会・運動会のメニュー出しや振り付け・衣装・小道具類の制作だとか、これはとんでもないスキルの持ち主ではないかと。そして、おのおのの先生方はそれぞれの得意技を持っているので、これを可視化することは、入園先を探している保護者にとって有益な情報になるのではないか、またスキルを体系化することで、先生方の待遇改善に繋がってゆくだろうというようなことを考えていました。

これは立派なスキームになると確信して、とある幼児教育コーディネーターと面会したのですが、これがそう簡単な話にはいきませんでした。実務的にいうと、保育のおしごとというのはそれこそ多岐にわたるので、個人技を高めあうというより、園が準備した教育フレームがあって、それに則ってグループワークでこなす方向になっているということ。具体的には、連絡帳を細かく準備するよりは、タブレットでこどもの笑顔の動画を撮影して、園・保護者専用の連絡プラットフォームにあげてしまうほうが、時間を有効活用できるよね、ということです。そして、これ以外にも今まで先生方の手を煩わせていた業務が着実に効率化されてきていて、保育の世界から身を置いていたかつての資格者でも、すんなり復職できる環境が整備されている現状があります。

では、保育の世界に戻ろうとしている資格者が求職先探しの第一優先順位は何かと問われて、ぼくは驚きました。それは職場の先生方の顔写真、だそうです。キャリアデザインがどう描けるかとか、より良い給与/職場環境だと予断していたのですが、実際はまず人間関係ありきで、それ以外の条件は二の次。保育の仕事はチームワークで成り立っているからなのでしょうが、こどもたちと保護者、園経営者とのはざまに立って、それは苦労する現場なのだろうなあ、と認識したわけです。

ここで求職マーケティング的に考えてみます。一般的な検索エンジン上で考えてみると、検索条件は職種と勤務地。ここでググった結果に対して、給与/条件面での比較になるわけですが、この流れは保育関連求職者にとっては、あまり自然ではない。たった今もいくつかの検索エンジンで試してみましたが、人間関係が答えになっているランディングページは多くない。せめて、ここから直していかないと、と思います。そして、これは保育の世界だけに限ったことではなく、働き手が若手中心の職場に似たような現象が起きている気がします。ランディングページのクリエイティブは本当に重要です。

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